今、 という条件の下で、連立方程式
をせっせと解いてみると
を得ます。ところで、これをちょっと書き直すと
となります。何か法則性を感じませんか。
同じように
の解は
となります。*1
このようなことは、もっと一般に n 個の未知数と n 個の式からなる連立一次方程式に対しても言えます。これを Cramer の公式 と言います。*2一般の形の Cramer の公式については、例えば「線型代数入門 (基礎数学1)」(齋藤正彦著、東大出版会)を参照してください。
今、 という条件の下で、連立方程式
をせっせと解いてみると
を得ます。ところで、これをちょっと書き直すと
となります。何か法則性を感じませんか。
同じように
の解は
となります。*1
このようなことは、もっと一般に n 個の未知数と n 個の式からなる連立一次方程式に対しても言えます。これを Cramer の公式 と言います。*2一般の形の Cramer の公式については、例えば「線型代数入門 (基礎数学1)」(齋藤正彦著、東大出版会)を参照してください。