2012-08-03 自然数から整数へ、そして有理数へ(その 6) 数学・基礎論 半群の結合法則の一般化 を半群とするとき、もちろんですが が成り立つわけですが、これを一般化します。 命題 とし, を半群 の台集合 の元とするとき なので が成り立ちます。したがって命題の結論の式は意味を持ちます。(証明) のとき なる自然数は存在しないので命題は成り立つ。 のとき成り立つと仮定すると定義によって である。 に対して もしくは であるが、 ならば なので命題は成り立つ。 のときは仮定により なので で成り立つ。□