2010-10-01 待ち行列理論(その 5) 数学・OR 型待ち行列 今度は窓口が複数の場合を考えてみましょう。そうすると、客の到着に関しては今まで通りですが、サービスの方が確率が若干変化します。すなわち、時刻 の間に一人のサービスが終わる確率は、窓口が複数であることから と変化します。一方で時刻 の間に二人以上のサービスが終わる確率は です。従って、時刻 の間に一人もサービスが終了しない確率は となります。以下は 型待ち行列のときと同じように考えて微分方程式系を立て、 での平衡状態を求めると となり、 となります。ところで なので となります。(続く)