2010-10-02 待ち行列理論(その 6) 数学・OR 型待ち行列(続き) が具体的にわかったので を具体的に求めてみましょう( の式の形に注意 !)。 はちょっと技を使います。 従って については、単一窓口の場合と同じくリトルの公式 が成り立つので が成り立ちます。 単一窓口のときと同様に が成り立っていますが、これはきわめて自然な関係式です。何故なら、「系待ち時間 = 列待ち時間 + 平均サービス時間」という関係式だからです。 なお、各々の結果で とおくと、 型待ち行列のときと同じ結果が得られますので、 という仮定は実は不要であることも分かりました。