ベルヌーイ数と
は で正則な関数なので、この範囲で Taylor 展開できます。それを
としておきます。
かつ
であることから、各 を求めることが出来ます。その一方で
は偶関数なので、 が成り立ちます。以下 とおくと
となることが分かります。この をベルヌーイ(Bernoulli)数と言い、
となることが知られています。
なので ですから
が得られます。これを変形して
となります。一方で、 で広義一様収束する部分分数展開
が知られていますので両者を比較して
… (*)
を得ます。 のとき
故、二重級数定理により
です。よって (*) で同じ次数の係数を比較すれば
が求められます。実際
です。