d:id:rena_descarte:20060219 から。
次の微分方程式の一般解を求めよ。
(但し、P(x) , Q(x) は x の関数である)
条件:定数変化法を用いないこと
これは
として とおけば
なので、 は x のみの関数です。そこで両辺に
を掛けて
とすれば完全微分形になります。あとは
となる F を見つければよく、
とおけばそれは満たされ、一般解は (c は定数)です。従って後は y について整理すると
となり、微分方程式の教科書に大抵載っている公式と一致します。