Young 図形と標準盤
Young 図形とは、以下の例のように、左から右へ、上から下へと、左端と上端を詰めるようにマスを並べたもののことです。そのマス目の個数を、Young 図形の次数と言います。
(これは 12 次の Young 図形の一例)
そして、このマス目の中に、左から右へ、上から下へと数字が大きくなるように 1 から順番に番号をふったものを標準盤と言います。
(これは上の例に対する標準盤の一例)
を n 次の Young 図形の全体とし、 に対し、 に対して可能な標準盤の個数を とするとき、以下の等式が成り立つことが知られています。
以下、この数式にまつわる不思議(?)な世界を、数回に分けて紹介したいと思います。(続く)