2009-02-17から1日間の記事一覧

ε - δ 論法(その 12)

右極限・左極限 関数 f(x) において、変数 x が実数値のときには、x が有限の値 a に近づく方法は二通りある、と前回書きました。そこで次の定義をおきます。 定義 3 であるとは、任意の に対して が存在して となることである。これを右極限と言い、 で表す…

四分円の重心

上図の半径が a の四分円の重心(赤い点の部分)を、幾何的、もしくは代数的に求められるか、という問題に対して、私なりの「No」という考えを記しておきます。答から言うと、この四分円を y 軸を中心に回転させれば、Pappus-Guldinus theorem により、重心の …