位相空間を様々な方法で定義する(その 3)

開核作用子を与えることによる定義(続き)

先のようにして作られた開集合系から開核作用子を再現したとき、それが元のものと一致することを見なければいけません。

さて、M^\circ\subset M は 2. そのものです。また 5. から M^\circ\in\mathcal{O} がわかります。また、O\subset M,O\in\mathcal{O} ならば、\mathcal{O} の定義と 3. から O=O^\circ\subset M^\circ

以上により、開核作用子から開集合系を完全に再現することができました。