内部作用子、閉包作用子による位相の定義
位相空間における集合の内部と閉包について述べましたが、逆に、内部の性質 2 〜 4*1を満たすような、集合 M に を対応させる作用子(内部作用子)を定めることで、やはり位相空間が得られます。そのとき、開集合は内部の性質 1 をみたすようなもの、と定義すれば良いことが分かります。
一方、閉包の性質 2 〜 4*2をみたすような、集合 M に を対応させる作用子(閉包作用子)を定めることでも、同じ位相空間が得られます。そのとき、閉集合は閉包の性質 1 を満たすようなもの、と定義すれば良いことが分かります。