2008-04-08 ε - δ 論法(その 4) 数学・解析 いくつかの例 1. を正の数として とおきます([・] は Gauss 記号)。このとき N は にのみ依存する自然数で、Gauss 記号の定義により が成り立ちます。したがって逆数を取れば であり、よって ならば なので 2. 、ただし ならば自明なので、 とします。 とおくと なので となります。そこで を任意に取るとき とおく([・] は Gauss 記号)と、N は にのみ依存する自然数で、Gauss 記号の定義により が成り立つことに注目して、二項定理により だから ならば なので