さて、前回名前が出てきた 論法とは、いったいどんなものなのでしょうか。
基本となる考え方は
数列がある値に収束するならば、数列の十分先は、その値に十分近いところに全て収まっているであろう
というものです。この考え方を頭に入れて、数列の収束の定義を見てみましょう。
定義
数列 が に収束する(このとき と書く)とは、任意の に対して、 にのみ依存する自然数 が存在して以下を満たすことである。
次回以降、この定義をもとにいくつかの例を確認してみます。
さて、前回名前が出てきた 論法とは、いったいどんなものなのでしょうか。
基本となる考え方は
数列がある値に収束するならば、数列の十分先は、その値に十分近いところに全て収まっているであろう
というものです。この考え方を頭に入れて、数列の収束の定義を見てみましょう。
数列 が に収束する(このとき と書く)とは、任意の に対して、 にのみ依存する自然数 が存在して以下を満たすことである。
次回以降、この定義をもとにいくつかの例を確認してみます。