今回は、分数回の微積分と呼ぶにふさわしい作用素を紹介します。
使用する函数空間
とします。そして、今後使用する二つの函数空間を定義しておきます。
(1)
であるとは、任意の に対し が成り立つこととします。
(2)
なる任意の に対して、 上絶対連続となる函数の空間です。Radon-Nikodym の定理により、 であるとは で
となるものが存在することと同値です。
今回は、分数回の微積分と呼ぶにふさわしい作用素を紹介します。
とします。そして、今後使用する二つの函数空間を定義しておきます。
(1)
であるとは、任意の に対し が成り立つこととします。
(2)
なる任意の に対して、 上絶対連続となる函数の空間です。Radon-Nikodym の定理により、 であるとは で
となるものが存在することと同値です。