2006-10-14 圏論への誘い(その 2) 数学・その他 もう少し下準備にお付き合いください。 より拡張された意味での「写像」 を小さな集合とするとき、 の部分集合を から への対応と言いました。特に、対応 が *1] の略記です。)) を満たすとき、 から への写像と言い、 に対して となる のことを と書くのでした。 この定義方法を、より拡張された意味での「集合」にそのまま適用すれば、より拡張された意味での「写像」を構築することが出来ます。 通常、圏論で「写像」というときは、この意味での「写像」を指すことがほとんどです。 *1: とは もしくは [tex:\exists x\forall y(y=x\leftrightarrow\varphi(y