リード・ソロモンコード
往々にしてノイズというものは、特定の箇所に集中して発生するものです。そのようなノイズに対して強い検出力を持つのがリード・ソロモンコードです。
リード・ソロモンコードでは 21 ビットを使用しますが、これを 3 ビットごとに区切り、その 3 ビットを の元と思うことにします。例えば
というコードがあったら、これを
と思うわけです。
リード・ソロモンコードの判定に使用する行列を
とします。
例えば
とおくと
となり、 はリード・ソロモンコードになります。
を行基本変形すると
となるので、 の一次独立な解として
の三つを得ます。従ってリード・ソロモンコードでは 種類の情報を扱えることになります。