円分多項式よもやま話

さて、ちまちまと円分多項式の表を作ってたりするわけですが、ここまでの表を見ると「円分多項式って係数が 1 と - 1 しかでてこないんじゃないの ?」と思う方もいらっしゃるかと。しかし、MathWorld にも書いてありますが、105 次の円分多項式になって
x^{48}+x^{47}+x^{46}-x^{43}-x^{42}-2x^{41}-x^{40}-x^{39}+x^{36}+x^{35}+x^{34}\\+x^{33}+x^{32}+x^{31}-x^{28}-x^{26}-x^{24}-x^{22}-x^{20}+x^{17}+x^{16}+x^{15}\\+x^{14}+x^{13}+x^{12}-x^9-x^8-2x^7-x^6-x^5+x^2+x+1
と、41 次と 7 次の係数に初めて ± 1 以外の係数 - 2 が現れます。詳しいことは MathWorld の cyclotomic polynomial の項を見て下さい。他にも円分多項式に関する興味深いさまざまな結果が(英文ですが)書かれています。